のぼりに“いまふうの表現を加味すること”は重要ですが、他店との差別化を図りたいなら実際に店内に違いを出してからのぼりを考えましょう。
概要をお話しします。
▼のぼりよりも先に店の特徴づけを。
古本屋さんも差別化が必要な時代だと言われていますが、そう簡単に他店との違いを出すことはできないのが実状です。
そこで、のぼりの作り方や表現で差別化をはかる前に、店内の一角でもいいので、実際に特設コーナーを設けるように計画してみましょう。
たとえばマンガやアニメの特設コーナーとか、昔懐かしいアイドル本、昆虫シリーズ、鉄道シリーズのコーナーなどです。
そこにポップを置くのもオススメですよ!
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地域の特性や人の流れなどから、何が効果的かを考えてみましょう。
▼特徴が決まればメッセージも決まる。
店頭ののぼりは、先にお話ししたような特設コーナーを店内に設けることで、必然的に表現するメッセージが決まってきます。
『鉄道ファン待望のマガジン入荷!』といったフレーズを考えれば、競合店との差別化は自然とできてきます。
のぼりとはいえ、経営戦略と並行して考えるものです。
またそのように考えた方が客の評判は高まり、これまでと違った客層も確保できるようになります。
▼古本屋だからといって、のぼりを地味なカラーにする必要はありません。
今後の経営計画・店の特徴にあっていれば派手でもOKです。
大手の古本チェーン店がそうであるように、看板やのぼりは目立つことに大きな役割の1つがあります。
地域で目立って客足が伸び、新しい客層を確保したいのであれば、イメージカラーの刷新も大事です。
のぼりにどこまでの役割を託すかです。