印刷時によく聞く“印刷データ”とはどのようなものなのでしょう。
むずかしい事柄ではありません。
その辺を含めプロセスのお話をしてみましょう。
▼ダイレクト印刷とはそもそも何か。
パソコンが普及し、誰でもどんなものでも自宅でデザインできる時代になったので、そのデータをそのまま使って印刷してしまおうというのがダイレクト印刷です。
昔は、素人が描いたスケッチをもとにプロがデザインしていました。
そのもっと前の時代は、印刷用の版を作る必要がありました。
ダイレクトに印刷できなかった時代から、ダイレクトに印刷できるようになったので、「ダイレクト印刷」と呼ばれるようになりました。
▼良く聞く印刷データとは何なのか。
先にお話しした、自宅のパソコンで作ったデザイン画そのものが印刷データです。
のぼりだけではなく、あらゆるものはそれをもとに作られています。
のぼり専門店に行って「印刷データが必要」と言われたのなら、パソコンの中に保存したデザインをメモリスティックなどにコピーして持参すればOKです。
実際のデータ化は、のぼり専門店のスタッフが改めて行ないます。
▼質問者の問いにある「印刷データ」は、パソコン上のデザインをメモリスティックにコピーすればいいだけです。
実際のデータづくりは、持ち込まれたお客のデータを、のぼり専門店のスタッフがテンプレートなどに移植して行なわれます。
細かな要望はその後の出力紙で確認して加えていきましょう。
仕上がりのイメージをしっかりもっておけば、完成に向けてスムーズに進捗できます。